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【2024/05/10 12:06 】 |
お客様は神様です
「お客様は神様です。」
いうまでもなく、国民的歌手、
故三波春夫さんの名台詞。
 
この台詞が、
サービス、流通業といった
いわゆる接客業で使わるようになって久しい。
 
そして今なお様々な言葉に変化をしながら、
使われ続けている、なんの疑いもなく。
 
「お客様第一主義…」
「お客様の声は天の声…」
とにかく「お客様は神様」だから、
大切にしなくてはいけない。
 
本気でそう思っている経営者(管理者)もいるらしく、
無茶な要求をする客の要望に、
無理に応えようとする店が多い。
その割に、クレームが減ることもないし、
サービス・売り上げが向上する様子もない。
 
実際に現場を担っている人間の声を
反映しいていないのだから、
当然といえば当然なのだが、
そのことにすら気づいていないようだ。
 
そもそも日本で「神様」という時、
必ずしもいい意味で使っているとは限らない。
その典型例が「触らぬ神に祟りなし」。
神様というものは恐いものだよ、
と暗に言っているのだ。
 
それもそのはず。
日本人の価値観・宗教観からすると、
神はよろず神であって、
一神教ではない。
 
良いものでアレ、
悪いものでアレ、
すべてが神になりえる。
 
これが一神教のもとでは、そうはいかない。
神は絶対的であって、悪者になることはない。
悪者は悪魔かなにかという風に決まっている。
 
だから一神教の人々に
「お客様は神様です」なんていうと、
不思議そうな顔をする…
「それでビジネスが成り立つのか?」
つまり神様からお金は取れないだろうと。
 
でも日本人は神様からお金を取る…
お金をたくさんくれる人=(いい)神様。
 
お客が同一商品を同じ価格で買えるという体系は、
実は近代になってからで、江戸時代ぐらいまでは、
お客によって売価が異なるというのが一般的。
 
それ以外は、貧乏神。
「来ていただかなくて結構です」というスタンス。
 
事実、一流と呼ばれる呉服店などには、
入店すら出来なかったのだから。
 
たしか同一商品を同一価格で販売しはじめたのは、
「そごう」だったように思う。
 
社会階級という制度の下(良い悪いの問題は別にして)、
棲み分けが確立されており、
その結果、店もお客も双方にわきまえた上で、
購入先を選択していたのだ。
 
時は巡り、平成の世。
¥52の入浴剤を包装し、のしを付けろと迫る客。
 
※こういう貧乏神様に限って精算にも時間を要します。
 見ると、財布はレシートやらなんやらでパンパンに膨らみ、
 ポイントカードがみつからないようです…
 
もちろんお客様は神様ですから、
従業員一同、おおせのとおり対応させていただきます。
 
後に並ぶレシートに印紙が必要な客が苦笑う…
「あのぉ~私は神様じゃないんですか?」
 
こうして店は選ばれ、
売り上げ目標は下方修正され、
ますます顧客サービスが叫ばれる。
 
ここに勝利の連立方程式。
・お客様は神様です。
・ただし中には貧乏神様もいらっしゃいます。
・すべての客を取り込もうなどという考えは捨てて、
顧客選択に気を配りましょう。
 
 
あなたのビジネスの傍らに…

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【2007/08/06 11:52 】 | ネットビジネス大百科 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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